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朝日新聞で、やっと完結しました。連載モノはいいねぇ、読み続ける応えがある。
制作と同時並行で毎日読んでいけるのが、いいのだよ。
長い間、読み続けてきましたが、現代社会を観察して書かれた作品だと言うことがよく分かった。
まー、一番最初はどう動くかなーって思いながら読んでいたけど、飲み込まれてしまった。自然と。
別に設定が面白いとか、そういうのではなく、ただ純粋に飲み込まれたのだ。
何を言っているかわかんねぇだろうが、俺自身もあんまり分かっていないんだ。
…………よし、落ち着いた。
言うなれば、「世の中と人」。
それを捕らえ、また考えた作品なんだろう。
人は世の中に流されて生きて行かなくてはならない。独立して生きられる人間なんていられないからね。どうしても社会の一部に依存しなければならないからね。
それでも、その社会の流れに反したり、また順応したりするのもまた人間であったりするわけだ。
さて、そんな人と世の物語であったわけだが、
ちょっとばかし最後の辺りはトントン拍子だったかなーって判断できる。
けれどさ、じっと考えてみると、それはトントン拍子、というより当然のことであると分かるのだ。
人と世、そして人と人とのつながり。
それらがあって、世があり、また人があるわけだ。
だから、そのトントン拍子はひどく当然で、全く以て当然然たるものだったわけだ。
俺、この自己満足的読書感想文もどきを書き続けていて、今、初めて、書いててよかったなーって思った。
なぜなら書籍になったらちゃんともう一度読み直してみよう、って思えたから。
これってすっごいことかもしれないなあ。日記続けている人の気持ちが少し分かった。
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