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この読書感想文は、批評とも感想ともとれない、また推薦でもない、ただの自己中心的記録日記である。 そこらへんを考慮した上で読んでくれ。
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結構前に読んだ作品ですが、一応。

自分はこの作者をフリーウェアゲームのころから知っていました。ちょうどまだ義務教育を受けてた自分は、買ってもらったPCでゲームをしたくてしたくてたまらず、そして検索で引っかかったのが、彼のサイトだったわけです。
やりこみゲーだったので、自分としては楽しめましたが、その一本だけでしたね、プレイしたのは。
それ以降は、そのサイトにも訪れず、数年の月日が流れ、そして彼がこの作品『エレGY』で受賞。そして思い出す。


 買うきっかけになったのは、帯に書いてあった『小説の進化する瞬間を見た』ですね。
 で、一ページ開いてみて衝撃。
『パンツ』
 おいおい……。

 つかみも抜群。ゆっくりとした調子なのに面白くて、そして飽きない。次のページにいきたくなる、って感じでした。
 十分に面白い作品でした。そして、男の子は読むべきですね。
 恋愛小説なのに、恋愛に固執していないってところかな。そんなところがすごく良くてね。なんだかおじさん感動しちゃったよ。神の愛?違うな、アガペーじゃないんだけど、なんだかすっごく愛に満ちてるぅ、な感じが私はしましたね。

 ここで敢えて私的に述べるのならば、
『悪いところがないな』
 いかなる作品においても、また人生、物事、それらすべてにおいて、悪いところはあるのです。
 文章もそれと同じで、不完成さ故の完成系、なところが必ずあるのですよ。むしろその不完成さがやたら良い!な印象を与えるのですね。
 夏目漱石の作品でも、納得いかない所もあるが、納得する、というか感化されるな部分がありますよね。それが良いんですよ。
 第二積小説と考えられようか、それほどメッセージ性は感じ取られず、ただの自伝小説、娯楽小説ととられよう。

 でも、面白いw

 一読の価値あり
 また、次回作に期待してしまう作品でした
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塩山タカオ
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職業:
文章家を目指す小僧
自己紹介:
死してなお生きる
いや、生きていても死んでいて、
……うがぁー
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